2008年07月11日

ダージリン/マカイバリ2ndをご紹介

独特な芳香と余韻をお楽しみください。
ダージリン.マカイバリ.JPG
ダージリンマカイバリ 2ndフラッシュ
【原産国 インド】 
ダージリンマカイバリ茶園2ndフラッシュ(夏摘み茶)は、ダージリン紅茶の中でも1年のうちで最も香り、味わいが充実した紅茶です。特にマカイバリ茶園はシュタイナー博士が提唱したバイオダイナミック農法を取り入れた、ダージリンの中でも甘い味わいが特徴の紅茶を産出します。
ブレンドされないピュアで新鮮な味わい、フルーティーな香りをお楽しみいただけます。
良く縒られた茶葉にはチップが多く含まれ、均等に製茶された色調豊かな紅茶です。水色は鮮やかなオレンジ色。口に含んだときの香気に加え、飲み終えた後に残る余韻が非常に心地よいお茶に仕上がっています。
ポット&コジー.JPG
山のホテル オリジナルのティーカップ&ソーサー

良質の茶葉でも淹れ方や、茶器によって紅茶の味わいが微妙に変わります。このたび提案した茶器はゴールデンルールにのっとって紅茶を淹れるのに適した形状と材質を考慮したものです。沸騰したてのお湯をポットに注いだ時に、茶葉がポットの中で対流するには球状で陶器の物が良いとされています。このことを踏まえ、茶葉のもつ旨みを最大限に引き出すことの出来る理想的な形状のポットに山のホテルに咲き誇る“しゃくなげ”の柄をいれたオリジナルティーポットです。
加えて、ティーカップについても触れますが、紅茶の色(水色)を見る上で大切なのは、間口が広く、浅めの物が良いとされています。深いカップの場合は色が濃く見えるため、その紅茶が適正な色に仕上がったかどうか判断が難しいのです。
今回セレクトしたストレートティーの中で最も人気なのがこのダージリン マカイバリ2ndです。是非ご賞味あれ。

箱根・芦の湖畔 小田急山のホテル プレミアムショップ ロザージュの情報はこちら・・・http://www.odakyu-hotel.co.jp/yama-hotel/dish/rosage_renewal.html
        

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2007年02月07日

日本の紅茶の歴史

 先日、「紅茶の日」制定について書きましたが、その時に登場した大国屋光太夫が飲んだとされるのは、中国紅茶だと推測されているそうです。光太夫は帰国後、江戸城にて当時の将軍に漂流生活についてたずねられた時の記述に、紅茶に砂糖とミルクを入れて飲んだという報告が残っているそうです。
 紅茶が日本に初めてもたらされたという記述は、下田港にハリスが来たときに、幕府に献上されたものと言われており、その後明治政府の下、国産紅茶の製造と輸出が行われていたそうです。
 日本での紅茶製造の始まりは、三重県の「三重紅茶」で明治19年当時の販売価格は一箱当たり、米15kgに相当するほど高価なものであったようです。

 ・・・ティーインストラクター養成講座の研修生の時に配布された書籍より
posted by ティーインストラクター at 07:29| 紅茶のはなし(起源、逸話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月05日

茶樹の品種についてのお話

アッサム系統と中国系統
先日ご紹介した茶樹についての続きです。・・・

大きく分けるとこの2品種に大別されるそうです。

1.アッサム系統(熱帯茶)
  喬木タイプ(上に伸びて大きくなるタイプ)、高温多湿の土地に成育し、葉肉は柔らかく、カテキン(タンニン)の含有量が多い。香り高く、味も濃厚で紅茶向きです。

2.中国系統(温帯茶)
  潅木タイプ(横に根を広げるタイプ)、耐寒性が強い。葉肉はうすく、繊維質が硬い。カテキン(タンニン)の含有量は比較的少なく、アミノ酸は多い。デリケートな香味が特徴。緑茶向きです。



posted by ティーインストラクター at 17:08| 紅茶のはなし(起源、逸話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本紅茶協会が定めた「紅茶の日」

11月1日は「紅茶の日」
日本紅茶協会のティーインストラクター養成講座のテキストの記述の中にあった内容です。1791年、帝政ロシアの首都ペテルスブルグ(現在のレニングラード)で、女帝エカテリーナの茶会に招かれた伊勢国の船主・大黒屋光太夫が、日本人で初めて紅茶を口にしたと考えられる。この推定に基づいて、日本紅茶協会が昭和58年(1983)に11月1日を「紅茶の日」と定めたそうです。

「参考資料:日本紅茶協会ティーインストラクター養成講座テキストより」

*ちなみに、この日は昨年10周年を迎えた「小田急ホテルセンチュリー相模大野」の開業記念日でもあります。
posted by ティーインストラクター at 16:54| 紅茶のはなし(起源、逸話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ティーインストラクター養成講座を受講して

週一の紅茶研修
ティーインストラクターの資格を取得して、12年が経過しました。その当時は研修場所が東京のみでしたので、大阪や名古屋から来ている方もいらっしゃいました。
私は、箱根に住んでいましたので、毎週、箱根登山バスに揺られ、箱根湯本駅から小田急線に乗り換え、JRと営団を乗り継いで神谷町まで通いました。
確か研修会は13:00〜16:00で、箱根からだと午前中に出掛けて、帰りは暗くなる時間だったと思います。しかも新婚ホヤホヤ・・・でしたので、その年は一年間を通して殆ど不在、妻には苦労を掛けました。・・・今でも掛けていますが、・・・
研修は紅茶の歴史から始まり、紅茶業界のスペシャリストの方々からの講義の他、医学博士の方々の紅茶と健康、薬理作用・・・そして、先輩のティーインストラクターの皆様によるデモンストレーションなど・・・紅茶のバリエーションや淹れ方の他、大量紅茶やコーディネート・・・沢山のことを学びました。
今でも競争率は高いと思いますが、私の代は40名ほどの定員に対して、千名〜二千名の応募者がいたと聞きました。
殆どが女性の方で、男性は4〜5名で、年齢は20代〜60代・・・という感じでしたが、共通していたのは「やる気」でした。前年に募集からもれた方も含め、厳しい選考をくぐりぬけた方々ですし、研修生になる条件として必ず毎週の研修会に参加することを確約することが前提でしたので、真剣な雰囲気と空気が漂っていました。時にはお茶を飲みながらお話をしたり、大使館でのティーパーティーに参加したり、夏には静岡の茶業研修センターで茶摘と紅茶の製造実習をしたり・・・多くの方々とのご縁がありました。今でもこの研修会や紅茶協会を通じて知り合った方々を通して、自社ブランド紅茶の製造・販売や紅茶セミナーの運営が行われています。知識や技術の習得も大切ですが、人と人とのコミュニケーションを大切にすることも必要だと考えます。コミュニケーションツールとして、紅茶が私のホテルマンとしての仕事に付加価値を与えてくれました。




posted by ティーインストラクター at 16:39| 紅茶のはなし(起源、逸話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月30日

紅茶の葉はこのように呼ばれています。

葉の部位とテイストは異なります。
よくオレンジ・ペコーとかスーチョンとか呼ばれるリーフの名前があって、それらの説明が間違っていることがありますので説明したいと思います。
紅茶のリーフの呼び名には二つの考え方があります。

1.製茶された茶葉のサイズを表す言葉
@1cm程度の縒られた茶葉        オレンジ・ペコー
Aオレンジ・ペコーをカットした茶葉   ブロークン・オレンジ・ペコー
Bブロークン・オレンジ・ペコーをさらに ファニングス、ダスト
 細かくしたもの


2.茶樹についている葉の部位をさす言葉
070130_103123.jpg
これは、摘み取るときにどの部位を使用しているかという意味で必要な知識だと思います。
*FOP   フラワリー・オレンジ・ペコー
*OP    オレンジ・ペコー
*P    ペコー
*PS    ペコー・スーチョン
*S    スーチョン
このように呼ばれています。
一芯二葉摘み
お茶の摘み取りに使われる言葉ですが、FOP(新芽のまだ開いていない葉/芯)と下2枚(OPとP)を摘み取ることを意味します。
機械化が進んでいない時分は、新芽の季節には、この言葉とともに茶摘が人の手で行われていたようです。今でも高品質のお茶は手摘みだそうです。










posted by ティーインストラクター at 11:33| 紅茶のはなし(起源、逸話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月20日

ミルクが先か?紅茶が先か?

ミルクティー.jpg紅茶2.jpg
山のホテル サロン・ド・テ ロザージュ テラスにて

私が紅茶の勉強に行っているときも話題にあがった内容ですが、イギリスでは大きな問題だったようです。この問題は昔から紅茶研究家によって「どちらが先か?」論争が繰り広げられていたようです。確か、数年前の新聞に「ミルク問題・解決」・・・みたいな見出しがあり、長い間繰り広げられた論争に終止符が打たれたという文言を見た覚えがあります。
結論から言いますと、「ミルクは先に入れる」が、正しいミルクティーの飲み方であったと記憶しております。その論旨を簡単に説明します。

*熱々の紅茶の中に少量のミルクを注ぐことで、熱によってミルクが変質する。(硫黄臭がでる。)
*先にカップにミルクを注いでおいたほうが、ミルクの変質を防ぐことができる。
上記のことが理由であったと思います。

ちなみに、私はどちらでも良いと思っております。私に紅茶を教えてくれた先生がこのように言われていました。「通常使用するミルク自体が熱処理をされていて、多少の変質が既に起きているし、日本の場合、そもそもカップに先に入れるミルクの量が少ないので、変質に大きな差がでないであろう」という言葉でした。嗜好品とは絶対にこうでなければならないという決まりは無いと思います。それより、ミルクにはカゼインという成分が含まれていて、その成分は臭いを封じ込める効果があると言われています。よくレバーを牛乳に浸して、臭みを取る作業をみることがありますが、その効果を考えると、ポットサービスの紅茶を飲むときに一杯目をストレートで飲み、渋みが増した二杯目をミルクで飲むといった方法がミルクの有効な使い方だと思います。また、ミルクは温めたほうが良い・・・と言われる方がいますが、前述のことを踏まえると、温めると臭みが出る。そしてタンパク質の皮膜ができ、紅茶に注いだときに表面にミルクの塊が浮くことがあります。ですからミルクは冷たいままか、早めにクリーマーに注いで、常温に戻す程度が宜しいということになります。


posted by ティーインストラクター at 16:52| 紅茶のはなし(起源、逸話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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