2007年01月29日

マナーの続き・・・

今日はお魚料理から・・・
ポアソン.jpg
お魚料理の説明をする時に必ずでる話が、「お魚をひっくり返さないこと」ですが、テーブルマナーの席上以外は、なかなか出ないのがお頭から尾までの一尾丸ごとの魚料理です。最近では、マナーの席でも切り身が殆どです。
簡単にご説明すると、魚料理をひっくり返さずに食すということにこんな話があります。
*あまりいじくると、身がバラバラになり、見苦しい。
*かって、貴族の晩餐会など、ドレスアップしてきた際に、魚を返すことで、ソースが飛び散り、服を汚した。
*皿の上が見苦しくなることが、雰囲気を壊す。

こんなそんなで、お魚料理をエレガントに食すということが求められてきたわけですが、文字で表現してどこまでご理解いただけるか分かりませんが、順をおってご説明します。
丸ごと一尾の魚を食す。・・・
@ナイフとホークを使い、頭、上ヒレ、下ヒレを切り落とす。
A骨のライン(中心)に沿ってナイフを軽くいれる。
B尾っぽを落とす。(頭、ヒレともにお皿の左上部に置くとスマートです。)
Cナイフとホークで上身をスライドさせて下ろし、ソースを絡めて食べます。
D次に、背骨をナイフとホークを使って取り除きます。
E最後に下の身を食べます。

如何でしょうか?頭の中でイメージしたときに魚の身を返すことなく、綺麗に食べる姿が浮かんだと思います。
ポアソン・シルバー.jpg
これは、お魚料理を食べるときのカトラリー(シルバー)です。
先日、カトラリーが貴族の富を象徴するものだという話をしましたが、特にこの魚料理の器材は他の物よりも華美だといわれています。
また、魚のカトラリーだけ銀メッキが施されているのは、イタリアあたりで毒殺(暗殺)が多かった時代に、特にお魚料理への注意が喚起されたらしいのです。その際、銀は毒物への反応が出るので、銀メッキを施す・・・ということが、今でもこの器材に名残となっているらしいのです。


posted by ティーインストラクター at 14:17| ティーインストラクター 最近の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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