フランス菓子にも歳時記に合わせた色々な提案があります。新年を迎えた最初の日曜日に供される「ガレット・デ・ロア」もそのひとつで、アーモンドクリームを詰めたパイに模様を施して、家族や友人と切り分けて楽しみます。フランスではその時に、お菓子の中に陶器製の人形を入れておき、切り分けたときにその人形が当たった人が「王様」となって、その場を仕切るのだそうです。・・・王様ゲームみたいなものでしょうか?そう言えば、お菓子の名前ガレット=焼き菓子でロア=王様・・・なのです。

アーモンドクリームの味わいと“サクサクのパイ”の食感が楽しめるお菓子です。

現在では、王様の人形だけではなく、キャラクター人形をいれて楽しんでいるようです。

この王様のお菓子、相模大野の「ロザージュ」で1月31日まで販売しております。
紅茶との相性を解説
クリームが入っていること、周りのパイ生地がシンプルな味わいであることなどから、ストレートティーが合うのは言うまでもありませんが、その中でも、ミルクや乳製品との相性が良いインドのアッサムティーやセイロンのウバが良いと思います。最初はストレートでお菓子と合わせ、渋みが増した二杯目は少しミルクを入れて召し上がると良いでしょう。この季節、タンニンとカフェインの含有量の多いこれらの紅茶は風邪予防にも良いとされていますから、お菓子と合わせて召し上がると一石二鳥と言うことになります。