2006年11月20日

ミルクが先か?紅茶が先か?

ミルクティー.jpg紅茶2.jpg
山のホテル サロン・ド・テ ロザージュ テラスにて

私が紅茶の勉強に行っているときも話題にあがった内容ですが、イギリスでは大きな問題だったようです。この問題は昔から紅茶研究家によって「どちらが先か?」論争が繰り広げられていたようです。確か、数年前の新聞に「ミルク問題・解決」・・・みたいな見出しがあり、長い間繰り広げられた論争に終止符が打たれたという文言を見た覚えがあります。
結論から言いますと、「ミルクは先に入れる」が、正しいミルクティーの飲み方であったと記憶しております。その論旨を簡単に説明します。

*熱々の紅茶の中に少量のミルクを注ぐことで、熱によってミルクが変質する。(硫黄臭がでる。)
*先にカップにミルクを注いでおいたほうが、ミルクの変質を防ぐことができる。
上記のことが理由であったと思います。

ちなみに、私はどちらでも良いと思っております。私に紅茶を教えてくれた先生がこのように言われていました。「通常使用するミルク自体が熱処理をされていて、多少の変質が既に起きているし、日本の場合、そもそもカップに先に入れるミルクの量が少ないので、変質に大きな差がでないであろう」という言葉でした。嗜好品とは絶対にこうでなければならないという決まりは無いと思います。それより、ミルクにはカゼインという成分が含まれていて、その成分は臭いを封じ込める効果があると言われています。よくレバーを牛乳に浸して、臭みを取る作業をみることがありますが、その効果を考えると、ポットサービスの紅茶を飲むときに一杯目をストレートで飲み、渋みが増した二杯目をミルクで飲むといった方法がミルクの有効な使い方だと思います。また、ミルクは温めたほうが良い・・・と言われる方がいますが、前述のことを踏まえると、温めると臭みが出る。そしてタンパク質の皮膜ができ、紅茶に注いだときに表面にミルクの塊が浮くことがあります。ですからミルクは冷たいままか、早めにクリーマーに注いで、常温に戻す程度が宜しいということになります。


posted by ティーインストラクター at 16:52| 紅茶のはなし(起源、逸話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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