1.ティーポットを使う。
形状や材質も大切なポイントです。
球状で材質が陶器製のものがお薦め。茶葉を入れる前に必ず、湯通しをして、温めて使用するのが大切です。
2.茶葉の分量を正確に計る。
オレンジペコー(OP)やブロークンオレンジペコー(BOP)など、茶葉には
色々なサイズがあります。茶葉の大きさによって一杯分の量がかわりま
す。基本はティースプーン一杯が一カップの紅茶の基準ですが、少し説
明すると、大きい茶葉は山盛り、細かい茶葉は平盛りとなります。
3.新鮮な水を沸騰させたお湯を使用する。
充分に空気が含まれている新鮮な水を一気に沸かし、コイン状の泡がボコボコと吹き上がる状態(沸騰したお湯)のものをしようする。
4.茶葉を充分に蒸らす。
しっかりと蓋をしたポットで充分に蒸らします。
お茶の成分を抽出するのには茶葉のサイズや召し上がり方によって時間の調整が必要です。
*ひとつ付け加えると、良質の茶葉を使用する。ということが大切です。
お茶も生き物です。ご購入されてから時間が経過したものや冷蔵庫からの
出し入れによる結露で、変質してしまったお茶は風味が損なわれていま
す。
*次回からは、ポットの材質やお水について、レモンやミルクのお話、ティーマナーやテーブルマナー、お酒と紅茶の相性など・・・色々な角度から紅茶の世界をご紹介したいと思います。