
山のホテル 宿泊プランの料理です。
春野菜を満喫していただけるよう、彩り豊かなオードブルを2皿取り入れたメニュー構成になっています。
1皿目のオードブルはフランス産小鴨の燻製を使用したサラダ風です。洋葱と大和芋をピューレにしたものを揚げて添えてあります。
2皿目のオードブルはグリーンアスパラガスのババロア仕立てです。
ソースには雲丹とクリームのソースが添えられています。
食前にシャンパンを飲み、食欲を増した後は、辛口の白ワインでこの2品のオードブルを召し上がると良い感じです。
スープをはさんで、メインは仔牛フィレ肉と牛肉の煮込み、真鯛のローストから1品を選びます。
結びはパティシエ特製のデザートを召し上がりいただくコースです。
20年前に入社したときはフランス料理や懐石料理、ワインや紅茶についての知識もない新入社員でした。当時を思い返すと、意外とまじめに取り組んでいた自分が脳裏に浮かびます。食文化を語れるような私ではありませんが、料理も時代のニーズに合わせて変化してきています。例えば、「オードブル」という言葉からもうかがえるように、そもそもオードブルとは“作品以外のもの”をあらわす言葉で、ロシアの皇帝料理の流れにはなかったそうです。その当時の正餐はスープから始まっていたのですが、ある貴族の晩餐会のときに主賓が遅れたことがあり、その間をつなぐ手段として自家製の野菜やスモークした肉を盛り合わせて供したという話があるようです。そのことからコース以外の料理(作品)が出たこととしてオードブルという言葉が生まれたそうです。
今日では、ダブルオードブルを提供している店や、プリフィクスメニューで前菜を2品チョイスするなど・・・オードブルの存在が大きくなっていると思います。



山のホテル「つつじの開花状況」はこちらから・・・


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posted by ティーインストラクター at 21:30|
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