2007年01月24日

テーブルマナーと紅茶のマナー(続き)

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1993年9月、山のホテルの「サロン・ド・テ ロザージュ」のオープンは私を含む3名のスタッフでスタートしました。初めの頃は、デザートとデザートを感じさせる食事のセットメニュー「ムニュ・デギュスタシオン」の販売のことと、デザートのソースとフルーツの飾り付けに夢中で、紅茶のことはそれほど考えていませんでした。ある日、数名のご夫人のグループがおいでになり、ストレートティーとデザートを注文されました。その時に、「あなた、この紅茶はなんなの・・・」とお叱りの言葉をいただきました。正直、紅茶の良し悪しが何なのかも理解しておらず、何で怒られているのかよく理解できなかったの覚えています。「何しろ、デザートとロケーションは申し分ないけど、この紅茶だけどうにかしなさい!」と強く言われたことを今でも忘れません。休みの日に本屋で紅茶の本を購入し、唖然としました。
私の中で紅茶やコーヒーなど、嗜好品はどのように扱ってもそれほど品質に差が生じるという認識がなかったのですが、全く違うことが本に解説してありました。まさにお客様の叱責が契機となって紅茶の世界への興味と、責任者として料金に見合った紅茶のサービスを提供することを目標にした時でした。このお客様の一言が、ティーインストラクター養成講座への参加へ導き1年間の研修(毎週木曜日13:00〜16:00)を受講し、翌年の3月の試験まで頑張れた要因でもあるのです。現在に至るまで、さまざまな研修や資格を取得してきました。ティーインストラクターの資格は、紅茶の楽しみ方、正しい淹れかたを消費者の皆様にお伝えし、広めていくことが目的のひとつですが、他の資格についても、それを後援している団体は同様に食文化や食育、サービス技術、知識の向上などを推進し、ホスピタリティ業界に多くのサービスマンを輩出しているようです。私は、まだ勉強が足りませんが、紅茶やホテルの仕事を通して身につけたものが、少しでも、お役に立てばと思い、このブログを介して、ご紹介しています。
この季節、テーブルマナーの開催が多く、ふと思うとそれらは、紅茶や日本料理の作法に通ずるものがありますので、扱ってみます。

1.着席までの留意事項
トイレに行っておくことは、その後の離席の回数を少なくすることと、身だしなみのチェックをする上で大切です。特に襟、袖口、ネクタイ、頭髪などをチェックすること。
2.席への案内・誘導
色々な場合があると思いますが、まずはレディファーストに気をつけて、次は上司や目上の方を先に誘導してもらいます。
3.着席とナプキン
席に着くとき、基本的には左から座ります。二つのお話があります。ちょっと頭の中で想像してみてください。
利き手(右手で)椅子を引いたときに座りやすいのは?多分、左だと思います。もうひとつは、マナーの起源が騎士道からと聞きますが、昔、食卓につくときも剣を差して着席していたそうです。その時、左に剣がある場合、どちから着席したら座りやすいですか? 同じく左側だと思います。これらが着席が左からになった理由だといわれる由縁だそうです。

次にナプキンを取るタイミングですが、次のような場合があると思います。
@親しい友人、家族との食事
この場合、着席してメニューを見たり、一息ついたタイミングでとってかまいません。もしくはファーストドリンクのサービスを待ってからでも良いと思います。
A公式な席、会社などでの接待
お客様を招いた会食会であれば、主催者(ホスト)が取ったのを合図にすれば良いでしょう。また会社などの接待であれば、主賓の方に合わせると良いと思います。
B披露宴の場合
乾杯までに取ってしまうと、乾杯の時に立ち上がった時、ナプキンが邪魔になりますので、乾杯後に取ると良いでしょう。
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ナプキンの使い方ですが、大半の講師の方は半分に折って、折り目がある方を手前(お腹側)にと教えますが、中には逆の分かれ目を手前にする講師もいます。*その方が良い理由があるからです。
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中座するときは、ナプキンを椅子の上に置きます。
一番シンプルな方法です。
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このように、お皿やスープボールとテーブルの間に挟む方法もOKです。
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椅子に掛けるという方法を説明する方もいますが、サービスの人や他のお客様が接触して落としてしまうのと、海外では「洗濯物を干しているようだ」と敬遠される場合もあるそうです。

と言うわけで、長くなりましたので料理編や飲料編・・・はまた次の機会にします。









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テーブルマナーと紅茶のマナー

テーブルマナーや紅茶のマナー、日本料理の作法・・・色々ありますが、基本的な考えは一緒だと思います。
遅ればせながら、ちょっと自己紹介・・・平成元年に山のホテルに就職し、4年にHBA(日本ホテルレストランバーメンズ協会)のバーテンダー資格を取得し、その後日本紅茶協会のティーインストラクター、日本地ビール協会のビアテイスター、日本ホテルレストランサービス技能協会の西洋料理テーブルマナー講師の資格を取得してきました。・・・自慢話か資格オタクと思われると思いますが、私が山のホテルや小田急ホテルセンチュリー相模大野の料飲課で仕事をするうえで、新規事業や、お客様からのニーズに対応するのに、必要だと思いチャレンジをしてきました。現在は宣伝や企画をするセクションで細々と活動しておりますが、この18年間、色々なお客様と触れ合う中で、身につけたものを少しでも役立てたり、シェアできる仕事をしたいと思っていましたので、自分なりには満足しています。
先日、山のホテルの「ロザージュ」で知り合ったお客様に会う機会がありました。そのお客様の言葉がきっかけで、紅茶の勉強に行くことになった、ご縁のあるお客様です。・・・というわけで、会議の時間になりましたので、この続きと、マナーのお話は後ほど・・・
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